◇Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４って何？＊東大阪市医療法人I’sMEDICAL安部歯科医院のブログ◇
こんばんは（●＞o＜●）/
皆さんは学校の歯科検診で
「Ｃ1」「Ｃ2」などの言葉を
聞いたことがありますか？
それが何かが分かったのは
歯科で働きだしてからだったので
今回ブログに書くことにしました。
まず【Ｃ0】
歯は削らない方が歯の寿命が長いので
Ｃ0では削りませんが、しっかりケアしたり
歯科医院にてフッ素を塗ったりしないと
Ｃ1に進行します。
【Ｃ1】は
冷たいものがややしみるくらいで
違和感を少し感じる程度です。
虫歯を取り除き
歯と同じような色の樹脂などをつめます。
【Ｃ2】
冷たいものが強くしみたり痛みを感じます。
虫歯を取り除き
歯と同じような色の樹脂をつめたり
型取りして出来る金属かセラミックなどをいれます。
【Ｃ3 Ｐｕｌ】
神経が感染しズキンズキンとした痛みが
出てきます。
温かいもので痛みを感じます。
神経の治療が必要となります。神経の治療は回数がかかります。
冷たいタオルで冷やすと痛みが一時的に治まります。
お布団に入って温まったり
お風呂やアルコール・運動などで血行が
よくなると痛みだすことが多く、
この場合は歯の神経を取らなければなりません。
神経を取りお薬交換を痛みや炎症がとれるまで繰り返します。
痛みは治まりますが栄養がいかなくなり、
歯がもろくなるので
補強のために土台の型を取り土台を入れてから、
かぶせの型取りもします。
【Ｃ3 Ｐｅｒ】
根の先に病気があります。
痛みや腫れが血行が良くなると増しやすいので
お風呂はシャワー程度にしてお酒や運動は控えてください。
お布団に入って体が温まると痛んだり腫れが増したりします。
冷やすと痛みや腫れが一時的に、おさまります。
消毒を繰り返し
最終的なお薬を入れ補強の為に土台の型を取り
土台を入れて
型取りして、かぶせます。
【Ｃ4】
ほとんどの場合が歯を抜くことになってしまいます。
こうなる前に・・・
ご自分の歯でずっと
美味しく食べれるように・・・
虫歯のリスクを下げることが大切です。
食生活の改善と日々のケア
そして定期検診と
虫歯予防の為に歯のクリーニングに
来られることをオススメ致します。
歯周病については又後日書きますね。