歯がなくなってしまったら…②
こんにちわ！飛田藍子です
今日は先日のお話の続きで、歯がなくなってしまった場合の治療法をご紹介させて頂きます。
歯を失った場合、①インプラント ②ブリッジ ③入れ歯の3つの選択肢があります。
順番にご紹介していきます。
①インプラント
インプラントとは、歯がなくなった部分の顎の骨に、人工歯根（インプラント体）というネジを植えます。
その後、土台と被せ物を入れていけばご自分の歯と同様にしっかり噛めるようになります。
インプラントの良いところは、残っている歯を削ったりして傷つけることがありませんので、
負担をかけません。
そして、ご自分の歯が1本増えたように違和感なくしっかり噛めます。
インプラントはお口の環境、体にとっても１番理想的な治療です。
ですが、自費治療であること、ブリッジ・入れ歯より治療期間がかかります。
②ブリッジ
ブリッジとは、残っている両サイドの歯を柱として削り、被せを繋げて橋渡しして補う方法です。
歯に固定しますので、噛むときの違和感はほとんどありません。
素材により保険が適用できます。
ただ、両隣に歯がないとブリッジはできません。
ブリッジは歯を削ること、さらに噛むことで柱になる歯に負担がかかります。
ですので、柱になる歯の寿命が短くなる治療です。
③入れ歯
入れ歯とは残っている歯にバネをひっかけて、プラスチック製の歯を入れる方法です。
素材により保険が適用できます。
入れ歯はブリッジのように歯をたくさん削る必要はありません。
ですが、入れ歯も残っている歯にバネをかけるため、歯に負担がかかります。
そのため、ブリッジと同様に残っている歯の寿命が短くなる治療です。
また噛む力が弱いため、噛める治療ではありませんし、異物感により話しづらくなります。
お食事後に外して清掃が必要です。
長く歯を残していくには、繋げたり、削ったり、歯に負担をかけないことが最も重要です。
今後歯を失うことがあれば参考にして頂き、ベストな治療法を選択して頂ければと思います。
皆さん、歯を大切になさって下さいね！！